事業資金調達
Japan Consulting Service Co.,Ltd
まず、資金調達を考えた時は・・・。
①全国銀行協会【KSC】(銀行) ②株式会社シー・アイ・シー【CIC】(信販・クレジットカードなど) ③株式会社日本信用情報機構【JICC】(消費者金融)からあなたの情報を取ってみましょう。
上記はあなたのクレジットやローン情報が分かる信用情報機関です。クレジットカードやローン等の申込情報・成約情報・遅延情報が分かります。
これらの信用情報機関はすべて情報を共有しておらず、長期延滞などの事故情報のみ共有しており、この情報がいわゆる“ブラック”と言われているものです。
しかしながら、現在は、銀行が信販会社・クレジットカード会社・消費者金融と業務提携しており、①②③の情報がすべて見られるようになっています。以前は、銀行へローンを申込すると審査結果が数週間かかりましたが、現在は数日で審査結果が出ます。これは、銀行がローンなどの保証会社である信販会社や消費者金融会社の貸付ノウハウを利用しているからです。
万一、あなたの信用情報にキズがある場合は、資金調達のハードルが上がってしまいます。
少し話を変えますが。あなたが、友人からお金を貸してほしいと頼まれたとします。その場合、あなたの判断はどうでしょう?
あなたは、友人の仕事は大手企業?担保になる資産は?貸し付けたとして返済の財源は?と聞くと思います。さらにその証拠は?となるでしょう。金融機関からの資金調達はすべて同じです。あなたの会社が大手企業(入金がきちんとしている会社)であるか・あなたに担保になる資産はあるか?・返済の財源となる事業計画がしっかりしているか?となります。
あなたの個人情報とあなたの会社とは別物ではありますが、金融機関から資金調達をする場合は、審査の段階で同じように見られてしまいます。
根拠のあるしっかりとした事業計画を立て、あなたの弱い部分を少しでも減らしていきましょう。